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title: 記事の中身を考える前に、やることがあった——問いの設計とAI引用の関係を9回の実験で観察した
description: 問いの設計が引用の可能性に与える影響を実験を通じて探求し、固有性と広さの関係を明らかにします。
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 May 20, 2026 11:57:20 PM

# 記事の中身を考える前に、やることがあった——問いの設計とAI引用の関係を9回の実験で観察した

![Picture of 椎名真弓](https://content.ma-marketing-support.com/hs-fs/hubfs/AI%20Alchemy%20Lab_Xlogo.png?width=50&name=AI%20Alchemy%20Lab_Xlogo.png) [椎名真弓](https://content.ma-marketing-support.com/ai実務設計ログ/author/椎名真弓)

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GEOやAI検索最適化の話をすると、議論はすぐに「どう書くか」に向かう。

ページの構造を整える、冒頭に結論を置く、見出しを独立させる——。 これまでの実験でも、そういう「記事の作り方」の観察を積み重ねてきた。 実際、第4回・第5回では引用されやすいページの構造を分析し、いくつかの仮説を立てた。

ただ、こういう議論が多い背景には、おそらく理由がある。 「構造を整えましょう」「結論を冒頭に置きましょう」というアドバイスは、 チェックリストにしやすく、「対策をしている感」が出しやすい。 一方で「どんな問いで見つかりたいかを設計する」という話は、 自社のビジネスや顧客のことを深く考えないといけないので、パッケージにしにくい。 だから後回しにされやすい。

しかしAI検索は、ユーザーの問いと情報の意味的な合致を判断してから、 回答の材料を選ぶ仕組みになっている。 記事の構造がどれだけ整っていても、その「問いの網」に引っかからなければ、候補にすら入らない。

記事の中身を考える前に、やることがあったのではないか。

第6回の実験で、5つのクエリのうち引用されたのは1本だけだった。 引用された理由として最も有力だったのは、記事の構造ではなく、問いの固有性だった。 では、「問いの広さ」が変わると、引用結果はどう変わるのか。 その問いがEXP-007の出発点になった。

 

## 何を確かめようとしたか

第6回の実験が終わったとき、一つのことが気になっていた。

引用されたクエリと、されなかったクエリ。その差を生んでいたのは何か。 記事の構造を比べても、大きな差は見当たらなかった。 違ったのは、問いの「固有性」だった。 引用されたクエリは、AI Alchemy Labの観察データでしか答えられない問いに近かった。 引用されなかったクエリは、すでに多くのサイトが回答済みの領域だった。

そこから一つの問いが生まれた。「問いが広くなるほど、引用されにくくなるのだろうか」。

この問いを確かめるために設計したのがEXP-007だ。 問いの広さを3段階に分けて、引用結果がどう変わるかを観察することにした。

### 問いの広さを3段階に分ける

**広い問い**は、「GEOとは何か」「AI検索最適化の基本は？」のような、 多くのサイトがすでに答えている問いだ。 検索ボリュームで言えば大きい領域に近い。

**中くらいの問い**は、「非エンジニアがGEO実験を始めるにはどうすればいい？」のような、 テーマは絞られているが、複数のサイトが答えられる可能性がある問いだ。

**固有の問い**は、「AI Alchemy Labの実験ではどんな結果が出たか？」のような、 このサイトの情報でしか答えられない問いだ。

この3段階を、AI Alchemy Labの既存記事（第1回・第2回・第6回）それぞれに対して設計し、 各3クエリ、合計9クエリをPerplexityに投げた。

### 実験の条件について

実験はすべてPerplexityを使い、シークレットモード・未ログインの状態で行った。 番外編の記事でも書いたが、ログイン状態や過去の利用履歴があると、 結果が自分のアカウント情報に引っ張られる可能性がある。 「フラットな状態で観察する」という条件をできる限り揃えるため、この方法を選んだ。 ただし生成AIの回答は、同じクエリでも時期やモデルの更新によって変わりうる。 今回の結果はあくまで2026年5月時点の観察記録として読んでほしい。

### 引用部品性スコアについて

今回の実験では、各記事に「引用部品性スコア」という独自の観察軸を設けた。 これは、第4回・第5回で設計したGEO固有のチェックリスト（全4項目）を使って、 各記事がAIに引用されやすい構造を持っているかを数値化したものだ。 スコアが高いほど「回答の部品として使いやすい構造」に近い、という仮定で使っている。

各記事のスコアは以下の通りだ。

| 記事 | 引用部品性スコア | 特徴 |
| --- | --- | --- |
| 第1回 | 1/4 | Claude CodeとDifyの比較・実験ログ紹介 |
| 第2回 | 4/4 | クエリパターン別の引用元分布を独自データで記録 |
| 第6回 | 3/4 | 固有クエリ実験の結果と仮説をまとめた記事 |

スコアが高い記事ほど引用されやすいなら、第2回・第6回が有利なはずだ。 スコアに関係なく問いの広さが支配的なら、全記事が同じ傾向を示すはずだ。 この2つの仮説を念頭に置きながら実験を進めた。

 

## ![AI Alchemy Lab GEO問い設計](https://content.ma-marketing-support.com/hs-fs/hubfs/AI%20Alchemy%20Lab%20GEO%E5%95%8F%E3%81%84%E8%A8%AD%E8%A8%88.png?width=2240&height=1260&name=AI%20Alchemy%20Lab%20GEO%E5%95%8F%E3%81%84%E8%A8%AD%E8%A8%88.png)

## 9クエリで何が起きたか

結果を先に言う。問いの広さによって、引用結果は大きく変わった。

### 広い問い：3記事すべて、引用されなかった

広い問いに対しては、どの記事も引用されなかった。 引用部品性スコアが4/4の第2回記事も、例外ではなかった。

Perplexityが返してきた回答は、GEOやAI検索に関する大手メディアや専門家の記事を 引用したものだった。AI Alchemy Labの記事は、そもそも候補に入っていなかった。

### 固有の問い：3記事すべて、引用された

固有の問いに対しては、3記事すべてが引用された。

ここで意外だったのは、引用部品性スコアが1/4しかない第1回記事も引用されたことだ。 スコアが低くても、「この記事でしか答えられない問い」に対しては、 AIは引用候補に入れてくれるらしい。

### 中くらいの問い：3記事のうち、1記事だけ引用された

中くらいの問いでは、引用された記事と引用されなかった記事に差が出た。 引用されたのは第2回記事だけだった。

引用された第2回記事の特徴は、テーマが問いと一致していて、 かつ引用部品性スコアも4/4だったことだ。 引用されなかった第1回・第6回は、スコアの差はあったが、 どちらも問いとの一致度が第2回より低かった。

### ChatGPT・Geminiでは固有の問いでも引用されなかった

同じクエリをChatGPTとGeminiにも投げたが、固有の問いに対しても引用されなかった。

これはプラットフォームの仕組みの差だと考えている。 Perplexityはリアルタイムでウェブを検索して回答を組み立てるが、 ChatGPTは学習データを中心に回答するため、 公開されたばかりの小規模サイトの記事は候補に入りにくい。 GEOの実験をするなら、まずPerplexityで確かめる方が現実的だ、 というのが今のところの観察だ。

### 9クエリの結果まとめ

| 問いの広さ | 第1回（スコア1/4） | 第2回（スコア4/4） | 第6回（スコア3/4） |
| --- | --- | --- | --- |
| 広い問い | 未引用 | 未引用 | 未引用 |
| 中くらいの問い | 未引用 | **引用** | 未引用 |
| 固有の問い | **引用** | **引用** | **引用** |

※Perplexity（シークレットモード・未ログイン）での観察結果。2026年5月時点。

 

## 何が見えてきたか

9クエリの結果から、4つのことが見えてきた。

### 見えたこと①：問いの広さが、引用の「土俵」を決めている可能性がある

広い問いでは、スコアに関係なく全記事が引用されなかった。 これは「記事の出来」の問題ではないと思っている。 広い問いには、すでに大量の回答候補が存在する。 その中でAI Alchemy Labのような小規模サイトが候補に入るのは、 構造を整えるだけでは難しい可能性がある。

記事をどう書くかを考える前に、 「その問いの土俵に、自分は上がれるのか」を確認する必要があるのかもしれない。

### 見えたこと②：固有の問いなら、構造が不完全でも引用される可能性がある

引用部品性スコアが1/4の第1回記事が、固有の問いで引用された。 これは「良い構造の記事を作ることが引用の必要条件だ」という前提を揺さぶる結果だった。

もちろん、構造が整っているに越したことはないだろう。 ただ、構造を整えることよりも先に「どんな問いで見つかりたいか」を設計することの方が、 引用への近道になりうる、という感触が今回の実験で強くなった。

### 見えたこと③：中くらいの問いは、複数の条件が重なったときだけ引用される可能性がある

中くらいの問いで引用された第2回記事は、 「テーマが問いと合っている」かつ「引用部品性スコアが高い」という 2つの条件が重なっていた。 引用されなかった記事は、どちらかの条件が欠けていた。

これはまだ3件の観察に過ぎないので、断言はできない。 ただ、広い問い（土俵に上がれない）と固有の問い（一致度だけで引用される）の間にある 「中くらいの問い」の帯域では、 問いとの一致と構造の両方が揃って初めて引用候補に入る、 という可能性が見えてきた。

### 見えたこと④：この実験には、見落としていた前提があった

固有の問いなら引用される、という結果は確認できた。 しかし少し立ち止まって考えると、これには大きな前提が隠れている。

固有の問いを投げるのは、すでにそのサービスや名前を知っている人だけだ。

「AI Alchemy Lab」という名前を知らない人は、 「AI Alchemy Labとは何か」とは絶対に聞かない。 つまりこの実験で確認できたのは、「知っている人に引用される条件」であって、 「まだ知らない人に発見される条件」ではなかった。

この問いは、小規模事業者にとって特に刺さる話だと思う。 認知がまだない状態で固有の問いを設計しても、その問いを投げてくれる人がいない。 では、どうすればいいのか。

おそらく本当に設計すべきは、固有すぎず、広すぎない問いだ。 自分のサービスを知らなくても、ターゲットが確実に一度は誰かに聞くような問い。 そういう「ニッチだけど、ターゲットが必ず通る問い」を見つけることが、 小規模事業者にとっての出発点になるのではないかと、今は考えている。

ただしこれはまだ仮説だ。 EXP-007ではその問いに直接答える実験はできていない。 次の観察課題として残っている。

 

## 今回わかったこと、そして次の問い

今回の実験で見えてきたことを、一度整理しておく。

記事の構造を整えることは、引用の必要条件ではないかもしれない。 少なくとも、問いの広さという変数の前では、構造の差は小さかった。 広い問いでは構造がよくても引用されず、固有の問いでは構造が不完全でも引用された。

これは「構造を整えなくていい」という話ではない。 「構造を整える前に、どんな問いで見つかりたいかを決める必要がある」という話だ。 順番の問題だと思っている。

ただ、その「問いの設計」がどうあるべきかは、まだはっきり見えていない。 今回の実験で浮かんだ問いは一つだ。

**固有すぎず、広すぎない——「ニッチだけど、ターゲットが必ず通る問い」はどう見つけるのか。**

この問いに答えるには、「どんなクエリをターゲットが実際に投げているか」を観察する 次の実験が必要だ。EXP-008では、この問いを中心に設計を進める予定だ。

答えが出るかどうかはわからない。 ただ、問いの解像度を上げ続けることが、AI Alchemy Labの設計思想だ。 次回もその続きを記録する。

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*AI Alchemy Lab は、非エンジニアのマーケターがAI検索時代を自分で観察・実験・記録するプロジェクトです。正解を断定するのではなく、問いを更新し続けることを目的としています。*

[AI実験ログ](https://content.ma-marketing-support.com/ai実務設計ログ/tag/ai実験ログ), [設計レポート](https://content.ma-marketing-support.com/ai実務設計ログ/tag/設計レポート)

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[AI実験ログ](https://content.ma-marketing-support.com/ai%E5%AE%9F%E5%8B%99%E8%A8%AD%E8%A8%88%E3%83%AD%E3%82%B0/tag/ai%E5%AE%9F%E9%A8%93%E3%83%AD%E3%82%B0), [ルール化レポート](https://content.ma-marketing-support.com/ai%E5%AE%9F%E5%8B%99%E8%A8%AD%E8%A8%88%E3%83%AD%E3%82%B0/tag/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%8C%96%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88)

## [AIに引用されるとはどういうことか——2回の解析を重ねて見えてきた、前提の違い](https://content.ma-marketing-support.com/ai%E5%AE%9F%E5%8B%99%E8%A8%AD%E8%A8%88%E3%83%AD%E3%82%B0/ai%E3%81%AB%E5%BC%95%E7%94%A8%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8B)

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 May 9, 2026 1:20:43 AM

測り方を変えたら、景色が変わった...

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 May 5, 2026 8:11:31 PM

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 Jun 26, 2026 4:40:34 AM

前回、希望をもって終えた...

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